1ピース足りないジグソーパズル 〜最初のカケラ〜

                                作詞 Riki

君が僕の中に住み着いたときは
君は もう誰かのモノだった

君が僕の中に存在した時は
君は もう過去の人だった

僕の知ってる君は ほんの一部で
君の全てが知りたくて 今日もカケラを集めてる

僕の知らない君を 見つけたくて
君を知れば知るほど 切ないカケラ溢れてる

思えば あの頃の僕は いつも君ばかり
君の事だけを 歌っていた
いつの間にか 僕の中で 薄れてた君が
今頃になって 甦る

出会うのが遅すぎた僕達は
幸せの結末など無いと分かってるのに
知ってる 僅かなカケラ、知らない無数のカケラ
また新たなカケラ見つけては
過去に戻れないと知りながら 愛を奏でる

遠い昔 たった一つのカケラを見つけ
君への想いを抱きしめて ここまで来たよ

君を知った時は もう遅かった
君と出会ったときは 終わりだった
君の全てを知っても 手遅れなのに
僕の知らない過去の君を見つけては 切なさ溢れ
僕の知らない過去のカケラ見つけては 虚しさを知る

いつの頃かな 君の事を歌わなくなったのは
手を伸ばせば 届く距離まで来てたのに
もう君は居ない
今更 君のカケラ集めたところで
この想いが届く事は無いのに
過去のカケラを手に入れても虚しいだけなのに
もう居ない君のカケラ手に入れても悲しいだけなのに

終る事の無いジグソーパズル 今日もカケラを かき集める

 

 


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